クルマの顔

2006年9月17日 (日)

~クルマの顔~ Vol.04 どれが素顔?日産セレナ

Photo_36 久しぶりの顔シリーズです。
そういえば、顔について語れるクルマがすごく身近にあったことを忘れていました。我が家の愛車現行型日産セレナです。
なんとこのクルマ、今現在カタログには全くデザインの異なった5種類もの顔がラインナップされているのです。控えめなメッキグリルのG・S系。「鉄仮面」とか呼ばれているRS・RX系。エルグランドにも似たハイウェイスター系。ちょっとアングラの雰囲気のライダー系。それより少し落ち着いたアクシス系。はたしてセレナ本来の顔はどれなのか。ひとつの車種に、しかもメカニズムは全く変わらないクルマに、5種類もの顔を用意するのはちょっと異常です。さらに、これはカタログに載っている純正仕様に限っての話であって、現行型セレナが発売されて1年以上が過ぎ、いろんなエアロメーカーもセレナのグリルやフロントバンパーを発表していますから、それも合わせるともっとすごい数に。これだけ種類があれば、組み合わせとかで自分だけのセレナをつくることも夢ではありませんね。
しかし社外エアロはともかく、カタログモデルだけで5種類もあると・・・好きな人は選ぶのが楽しいかもしれないけど、そうでない人はこの膨大なラインナップを理解できるのでしょうか。数年後にマイナーチェンジでもしたら、また顔も変わるだろうし、ますます分からなくなってしまいそうです。
さて、そんな心配をよそに、セレナはここに来てステップワゴンやノア・ヴォクシーを凌ぐ勢いで売れている様子です。以前だったらステップやノアより売れるなんて考えもしなかったのに・・・

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2006年8月28日 (月)

~クルマの顔~ Vol.03 プジョー407とその仲間たち

Photo_31 今回はフランスのライオン、プジョーの顔をです。これが現在のプジョーの主要車種。例によってどれも同じイメージでまとめられています。ちなみに、1007(左上)、207(右上)、307(左下)、407(右下)となっております。
ライオンっていうより猫っぽいですが、フロントオーバーハングを長めにとって、大胆なツリ目のヘッドランプと口、そして中心には巨大なライオンエンブレム(手のひらぐらいあります)で、顔の存在感は抜群です。
この顔が始まったのは、407からですが、私はどうも好きになれません。理由はこの長いフロント部分。ここだけ長くてリアは普通なので、サイドから見るとなんか間の抜けた感じになってしまっているのです。機構的には全くこんなに伸ばす必要は無いはず。まあ、そこがこの大迫力のフェイスの秘訣なのですが、顔だけ取って付けたみたいです。407 以前のプジョーはバランスが美点だったのに。

それにしても、なぜ最近はこうも顔を大きく見せる傾向にあるのだろう。

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2006年8月25日 (金)

~クルマの顔~ Vol.02 アウディ編

前回、フォルクスワーゲンの「でか口」フェイスのことについて書きましたが、あれだけでは終わりません。実はこのデザインに非常によく似たフロントマスクを採用しているブランドが、あったんですね。

Photo_30 それが、アウディです。アウディといえば、最近はVWとメカを共用して、VWよりプレミアムでスポーティなクルマをつくっている高級ブランドです。メルセデスやBMWなどの、同じドイツの高級ブランドよりも、少しおとなしめで上品な印象のエクステリアで、控えめないい感じのプレミアム感をだしていました。しかし、それも今や過去の話です。今現在は、もっとスポーティでダイナミックな感じを打ち出していこうということで、全車画像のようなこのでか口フェイスに。ちなみに、A3(左上)、A4(右上)、A6(左中)、A8(右中)、TT(左下)、Q7(右下)となっています。さすがにクーペのTTとSUVのQ7は、ちょっと特別なモデルなので、印象がちょっと違いますが、それ以外は見事に見分けることは困難です。Photo_4
アウディはVWの親戚みたいなものだから、フロントマスクのイメージが似てもおかしくはない。確かにそう考えることもできますが、アウディはあくまでVWより高級なブランドでなければなりません。しかし、近年のVWの高級化で、アウディのクオリティにどんどん近づいているのも事実。そこで顔まで似せるとくれば、もともとメカを共用していることもあり、どこか似ている感じのあったVWとアウディですから、これはますます分かりにくいことになります。中身が似ているからこそ、外見を差別化する必要があるのでは?と思ったりします。

余談ですがこのでか口フェイスに非常によく似た顔が、日本のとある人気車種にも採用され、日本中の道路を走りまくっています。

Disp_pic2 ほらね。

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2006年8月23日 (水)

~クルマの顔~ Vol.01 フォルクスワーゲン編

ブログ開始一ヶ月を期に、なんかシリーズモノを始めてみようかなと、思います。その名も、「クルマの顔」です。
最近は、ヨーロッパの方で特に、ブランドイメージの統一化のために、クルマの顔と言えるフロントデザインに、共通のイメージを取り入れようという動きが、一層強烈になっているような気がします。そしてその波は日本にも徐々に・・・
そんな「顔」を、ブランドごとに取り上げたいと思います。

Vw_1 そんなわけで第一回は、日本で最もポピュラーな輸入車、フォルクスワーゲン(以下VW)です。
VWと言えばちょっと前までは、「地味で華は無いけど質実剛健な頼りになるヤツ」というイメージで、顔も真面目な四角顔でしたが、今はこうなってます。(まあ、とにかく画像を)
ちなみに、ポロGTI(左上)、ジェッタ(右上)、パサート(左下)、ゴルフR32(右下)となっております。どうやらこの、ガバッっと開いた大きな口みたいなグリルが、今のVWのアイデンティティのようです。近年のVWは、質感をぐっと上げて高級化路線に走っています(1000万級のSUVも出したし)。高級車である以上、ある程度のダイナミックさは必要。この顔がそれを表したものなのではないでしょうか。「フォルクスワーゲン」という名前は「人民の車」という意味だというのを聞いたことがありますが、その人民の大衆車メーカーが、もしこのまま高級車ばかりをつくるようになったら、いったいドイツ国民の大衆車は誰がつくるのでしょう?Photo_3
まあ、それは置いといて。別にこれがカッコ悪いとかそういうことを言いたいのでは無いのですが、でもここまでイメージ統一しちゃうと、ハッキリ言って、見分けがつかないんじゃないですかね。この4台(ジェッタはゴルフのセダン版なので、正確には3台)、似てるというか「同じ」に近いです。買う側は分かりにくいです。こうやってどんどんクルマが分かりにくくなっていきます。それにパサートを買った人は、ポロやゴルフと同じ顔というのは、少し複雑な気分でしょう。
いや、まだこのVWブランドの4台だけならいいんですが・・・

つづく

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